禁則処理。

禁則処理、禁則文字。聞いたことない人はいないはずですね。
義務教育でならったはずです。
「 ｛ [ とかは文章の末尾にきてはいけないし、　。 、 ー とかは文章の頭にきてはいけないよって和文のルールです。

ですが、数年間ＤＴＰ業界に携わってきてたくさんの禁則処理のできていない文章をみてきました。正直言ってできていない文章がほとんどです。どうしてそんな文章が大半を占めるようになってしまったんでしょうか。
・ＤＴＰの普及によって”文字を組む”ことをしなくなってしまった。
・納期が短く、んなことやってられないｗ
・パソコンの普及によって素人でも入稿できるようになってしまった。
いろいろ理由は想定できます。
一番タチが悪いのはＤＴＰ業界で働いているプロでありながら文字組もしない、禁則処理って何？ってタイプでしょうか。そういう人に限って微妙な色味をこだわりそうですｗ
配色、画像・文字の配置も確かに大事ですが文章もデザインのうちですよ。

ワード、エクセルなどで書類を作ったりチラシ等を作る方も作ったものが人目に触れる以上、キチッとしたものをつくる義務があると思います。”素人なんだから許してやれよ”なんておっしゃるかもしれませんが、もうすでに現状として”文字組ができていない文章”が大半を占め、それが世の中の普通になってしまっているわけですから少しでもまともな文字組を多くするために素人であっても気を配る必要があるのです。一部のプロだけがまともなものを作っても太刀打ちできません。


しかし…ブログって文字組できないので、説得力無いですねｗ